健康診断で中性脂肪地を見て「ヤバイ!」と思っているあなた。その中性脂肪、正しい方法をもって行動すれば確実に減らすことが可能です。生活習慣病に悩む前に、今から行動しておきませんか?

【誰でも減らせる中性脂肪】生活習慣病が気になる方のためのサイト

体脂肪 基本情報

中性脂肪に悩んでいるなら知っておきたい内臓脂肪の悪影響

投稿日:2016年10月17日 更新日:

p95-top

ストレスによる食べすぎ、毎日の飲酒、運動不足……。

最近、お腹まわりが気になる、またはすでに【中性脂肪/要注意】の健診結果が出てしまったという方、なにか改善の努力はされていますか?

みなさんの悩みの種であるその「中性脂肪」は、消費されなければ『内臓脂肪』として蓄えられ、増えすぎると体に害をおよぼす物質を分泌するようになります。

ここでは、健康に不安を抱く40代以降の方々へ向け、このなんとも恐ろしい『内臓脂肪』の脅威についてお話ししていきます。

忙しさを言い訳に逃げるのは、今日が最後になるかもしれません。

内臓脂肪ってなに?男性に多いりんご型肥満の正体

p95-1

まず内臓脂肪とは、そして内臓脂肪による肥満とは具体的にどのようなものなのでしょうか。

口から入ったエネルギーが余ると脂肪になる

私たちは、食事から取り込んだエネルギーが使われないで余ると、脂肪として身体に蓄えます。この脂肪は、必要なときのエネルギーとなったり、身体の保護や保温をしたりしているのです。

内臓脂肪は実はこんなところについている

そこで質問ですが、『内臓脂肪』とは体のどこについているかご存じですか?

正解は[腸間膜(腸を包み固定している膜)のまわりについている]です。この、内臓脂肪型肥満であるメタボ体型は、この腸間膜のあたりに脂肪がたまるせいで、お腹が奥からポッコリと盛り上がってみえるのです。

性別によって脂肪のつく場所に違いが!

このメタボ体型に代表される内臓脂肪型肥満は、その形から別名『りんご型肥満』といわれ、女性よりも男性に多くみられます。それは、エストロゲンという女性ホルモンが関係しています。

妊娠や出産の機能をもつ女性は、エストロゲンの作用で中性脂肪が最初は皮膚の下、次に内臓の周り、という順に貯蔵されます。

女性は最初の貯蔵庫となる皮下に脂肪がつきやすくなりますが、男性は女性ホルモンの影響を受けないので女性よりも内臓に脂肪がつきやすいのです。

 

知れば内臓脂肪を減らしたくなる?内臓脂肪があるが故のデメリット

p95-2

内臓脂肪は単に余分な中性脂肪が蓄えられただけのものではなく、増えすぎるとその細胞が様々な生理活性物質を分泌します。

次は、増えすぎた内臓脂肪が私たちの体にもたらす3つのデメリットを解説します。

中性脂肪の材料が増加して脂質異常症になる

内臓脂肪があるとうまれるデメリットその①は、脂質異常症のひとつである高トリグリセライド血症になることです。脂質異常症とは血液中の脂質が過剰または不足している状態のことで、以前の高脂血症のことを指します。

中性脂肪はすでにお話ししたとおり内臓脂肪として蓄えられますが、たまり過ぎると脂肪組織の細胞が大きくなり、そこから血液中に脂質として分解された遊離脂肪酸を大量に放出するようになります。

この放出された遊離脂肪酸の一部はいったん肝臓に送られたのちエネルギーとして使われますが、使われなかった分は血液中に残るので、血液中の中性脂肪濃度が高くなります。それが基準値である150mg/dlを超えた場合に、高トリグリセライド血症と診断されます。

高トリグリセライド血症は自覚症状がないので放置されがちですが、気づかない間に動脈硬化がすすんでいき、やがて心筋梗塞や脳卒中を引き起こす原因となります。

高血圧!内臓脂肪から血圧を上げる物質が分泌されていた

内臓脂肪のデメリットその②は、脂肪細胞がアンジオテンシノーゲンという物質を大量に作りだし、高血圧になってしまうことです。アンジオテンシノーゲンは、高血圧の起爆剤のようなもので、増えるとろくなことがございません。

このアンジオテンシノーゲンの主な製造場所は肝臓ですが、脂肪酸を材料にしており内臓脂肪の細胞内でもつくられます。そのため、原料である内臓脂肪が増えると生産性と分泌量がアップし、血液中にたくさん取り込まれるようになります。

血液中で高濃度になったアンジオテンシノーゲンが、体内を移動するあいだに酵素の影響を受けアンジオテンシンⅡという物質に変化し、強力に血管を収縮させて血圧を上げるので、結果として高血圧症になってしまうのです。

脂肪なのに高血糖?インスリンの働きを徹底ブロック!内臓脂肪の分泌物の悪事を暴く

デメリットその③は、内臓脂肪はインスリンの働きを左右するホルモンの分泌に影響をあたえ、高血糖になることです。一般に血糖値の上昇を抑えるホルモンとして知られるインスリンですが、内臓脂肪の増加によりどのような影響を受けるのでしょうか。

インスリンの働きを妨げる物質が増加

インスリンは、体の中で唯一自分だけがもっている鍵で細胞壁にあるインスリン受容体というドアを開け、血液中のブドウ糖を細胞内に運び入れることにより血糖値を下げます。

しかし、インスリンの働きを妨害する物質TNF-αは、これまで説明した生理活性物質と同じく、内臓脂肪が増加し脂肪細胞が大きくなることにともない分泌量が増えます。その影響で血液中から細胞内に送りこまれるブドウ糖の量が減り、結果的に血糖値が上がってしまうのです。

インスリンの働きを良くする物質が減少

また、TNF-αとは逆にインスリンの働きを活発にするアディポネクチンという善玉ホルモンが減ってしまうという事件も起こります。

アディポネクチンは、通常は他のホルモンにくらべて圧倒的に多く血液中に存在するのですが、脂肪細胞から分泌されるのにもかかわらず、内臓脂肪が増えるとその分泌量は減ります。

どういう理由でそうなるのかはまだ解明されていませんが、インスリンの働きを助けるホルモンなので、それが減少するということは、やはり血糖値は上昇してしまいます。

大量に放出される脂肪酸、血圧を上昇させる物質に変わるアンジオテンシノーゲン、インスリンの作用にかかわるTNF-αやアディポネクチン。ひと口に生理活性物質が体に悪影響をおよぼすと言っても、このように複数の方向からアプローチして私たちの体を蝕んでいるのです。

もちろん、内臓脂肪からも体に良い影響をもたらす生理活性物質も分泌されますが、害を及ぼす物質のほうがはるかに多いのです。

 

内臓脂肪と皮下脂肪 落としやすいのはどっち?内臓脂肪が多くても希望はある

p95-3

ここまで読んだ方は、今抱えているお腹の脂肪、体の害となるその内臓脂肪をどうにかして落とさなくてはと焦りを感じたのではないでしょうか。

大丈夫!内臓脂肪は短期の脂肪

そんな方に朗報ですが、ダイエットのために食事制限や運動をした場合、皮下脂肪と内臓脂肪のどちらが先に落ちるかというと、嬉しいことに落ちやすいのは内臓脂肪です。

そもそも内臓脂肪は、「短期エネルギーの貯蔵」という役割があり、分解また合成が早く空腹時でもすぐに消費されるのです。

皮下脂肪はとっておこう

仮にもし、皮下脂肪が先にエネルギーとして使われるとすれば、外部の刺激から体を守り、温度調節をするという機能が十分に果たせなくなります。そのため皮下脂肪は、緊急時に備えてエネルギーを保存しておく長期的なエネルギー貯蔵の役割を担っているのです。

なんとも合理的にできている体の機能、これは希望がもてますね。

 

まとめ

以上、内臓脂肪が体に及ぼす悪影響とそのメカニズムを解説しました。

内臓脂肪は外側からはわからないのに、いつの間にか増えて体を蝕むおそろしい存在です。そのため、体脂肪計などを使って正常値にとどまるよう日々積極的に健康管理をしていくことが必要になります。

忙しさに追われてみてみぬふりをした結果、家族を悲しませることにならないよう、自分の体は自分で守っていきましょう!!

-体脂肪, 基本情報

Copyright© 【誰でも減らせる中性脂肪】生活習慣病が気になる方のためのサイト , 2018 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.