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中性脂肪にも【バナナ】は良いの?カリウム豊富で1日1本推奨

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朝食にバナナだけを食べる「朝バナナダイエット」が一時期ブームになりましたね。

低カロリーで栄養価も高いことから、おやつや栄養補給として食べられる方も多いのではないでしょうか。

健康に良いイメージが広く知れ渡っているバナナですが、果たして、中性脂肪への効果はあるのでしょうか?

では、バナナの成分から順番にみていきましょう。

バナナの成分、効果・効能

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バナナは、栄養バランスの良い優れた食品です。

皮を剥くだけで食べられ、エネルギー補給ができるので、忙しい朝にもピッタリなんですよね。

バナナ1本90g(可食部)の成分
エネルギー 77kcal
タンパク質 0.99g
脂質 0.18g
炭水化物 20.25g
ビタミンE 0.45mg
ビタミンB6 0.34mg
ビタミンC 14.4mg
カリウム 324mg
マグネシウム 28.8mg
食物繊維 0.99g
コレステロール 0mg

バナナには、ビタミンを始め、食物繊維、ミネラルが豊富に含まれています。

働きとしては、

  • ビタミンE:強力な抗酸化作用
  • ビタミンB6:血圧を下げ動脈硬化や貧血を予防
  • 食物繊維:腸内環境を整え便秘の解消に寄与

このように役立ちます。他には、整腸作用があるナイアシンや、ストレスや冷え性の解消を助けるセロトニンなども含んでいます。

カリウムがすごい

バナナが他のフルーツよりも優れている点は、なんといっても、豊富なカリウムの量です。

カリウムには、体内の余分なナトリウムを排出してむくみを予防して血圧を下げる働きがあります。

また、筋肉のけいれんを防いでくれるので、特にスポーツをする人は摂っておきたい成分ですよね。

マグネシウムも血圧に役立つ

マグネシウムにはカリウムと同様に、血圧を調整する効果があります。その他には、エネルギーの代謝を活発にし、動脈硬化を防ぎ、カルシウムの吸収を助けるなどの効能もあります。

バナナは脂肪が少なく、コレステロールがゼロですから、中性脂肪が高い方でも気軽に食べられる食品ではないでしょうか。

代謝を上げるビタミンB群や、脂肪燃焼を助けるアミノ酸も豊富に含まれているので、運動前の軽食にも向きます。

バナナは中性脂肪を減らす効果はあるの?

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がっかりさせるようで申し訳ありませんが、バナナに中性脂肪を減らす効果はありません。

ですが、食べるのをやめましょうということでもありません。

どういうことなのか詳しくみていきましょう。

GI値で考えてみる

GI値とは、Glycemic Index(グリセミック インデックス)の略で、食べ物が身体の中で糖に変わり、血糖値が上昇するスピードを計ったものです。

身体に入ると

GI値が高い食品を摂ると、血糖値が急激に上がります。すると、急激な血糖値の上昇を抑えるために、インスリンが膵臓から大量に分泌されます。

インスリンは食事前の血糖値に戻すために、血液中の余分な糖を肝臓や筋肉・脂肪組織に取り込みます。

インスリンによってそれぞれの組織に取り込まれた糖は、中性脂肪に変換され、蓄積されるのです。インスリンが働いている間は、脂肪細胞での中性脂肪の合成も活発になります。

つまり、インスリンが多く分泌されるほどに、中性脂肪が蓄えられていくというわけです。

ですから、血糖値の上昇をゆるやかにする低GI値の食品が、中性脂肪の増加や糖尿病のリスクを減らすのに適しているといわれています。

バナナのGI値は?

一部ですが食品のGI値を見てみましょう。

食品名 GI値
食パン 95
精白米 88
にんじん 80
さつまいも 55
バナナ 55
ぶどう 50
メロン 40
アボカド 27
ほうれん草 15

バナナのGI値は「55」で、中くらいの値です。ということは、インスリン量は多くも少なくもなく、程よく分泌されるといったところでしょうか。

しかしバナナは消化のスピードが早く、中性脂肪になりやすいともいわれていますので、一日に何本も食べてしまうと、中性脂肪を増やす原因になります。

GI値的に見ても、適量を守ることが大切になってきますね。

血中コレステロール

ビタミンCやペクチン、タンニンなどの成分には、血液中の悪玉コレステロールを減らす働きがあります。また、カリウムやマグネシウムなどは、血圧の上昇を抑える効果があります。

バナナには、これらの成分がたくさん含まれているため、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病を防ぐと考えられているのです。

従って、成分からみると、バナナは中性脂肪にやさしい食品ということになりますね。

ポリフェノールの抗酸化作用

バナナには、抗酸化作用でおなじみのポリフェノールが豊富に含まれています。

バナナのポリフェノールは、捨ててしまいがちなスジの部分に多く含まれていますので、一緒に食べた方がより効果的ですよ。

ポリフェノールは、ストレスや喫煙などで増える活性酸素を除去してくれるので、動脈硬化や抗がん作用・免疫力強化などが期待できます。

最近の研究では、酸化された悪玉コレステロールが動脈硬化を進めることがわかっていますので、活性酸素を減らすことが、動脈硬化の予防につながります。

もちろん、健康を考えるとストレスもタバコも避けていただきたいのですが、対症療法的に考えて積極的にとっていただきたい成分です。

結局のところどうなの?

バナナに含まれる糖分には、中性脂肪をためやすい性質があります。

それに、バナナの成分には、中性脂肪を直接減らしてくれる効果があるわけでもありません。

しかしながら、バナナには上にあげたように、血圧コントロールや免疫力を上げる成分などが豊富に含まれています。

それに、栄養バランスがとれたバナナを全く摂らないというのは、もったいないですね。

やはりどんな食品もそうですが、食べる量が中性脂肪を左右するのです。中性脂肪に影響を与えないためには、一日1本を目安に食べるのがよいでしょう。

まとめ

バナナには、消化されやすいブドウ糖や、少しずつ消化されるショ糖・オリゴ糖、消化の遅い食物繊維やでんぷんなどが含まれています。

それぞれエネルギーに変わるスピードが違いますので、即効性と持続性に優れた食品といえますね。そして、健康維持のための栄養がぎっしり詰まっています。

甘くておいしいので、ついたくさん食べたくなってしまいますよね。

しかし、消化が良いうえに糖分も高めですから、食べすぎると中性脂肪の元になってしまいます。

中性脂肪をバナナの皮を剥くみたいに簡単に減らせたら最高なのですが、やはり、食事内容を見直し、適度な運動をするなど地道な努力の積み重ねが、確実な中性脂肪値の減少につながると分かる結果になりました。

バナナの特性を活かすなら、中性脂肪を減らすために食べるというよりも、忙しい朝は朝食がわりに、また運動前の栄養補給に活用してみてはいかがでしょう。

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