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中性脂肪がもたらす高血圧の余波とは?血管の老いは全身の老い

投稿日:2016年10月17日 更新日:

「お若いですね」「その発想はすごいですね」
外見の若さや、考え方の柔軟性を褒められると、悪い気はしないものです。
でも見た目や考え方ではなく、血管の若さや柔軟性はどうでしょう。
目には見えませんが血管は、加齢とともに弾力を失い、硬く老化していきます。
中性脂肪がもたらす高血圧は、そのスピードを加速させてしまいます。

高血圧とはどんな状態のことを言うの?

実際にどのような状態を高血圧というのか、具体的に紹介します。

血圧が示したい指標とは?

血液が流れることで血管には、内側から押す力が働き、血管に圧がかかります。これが、血圧です。
心臓はポンプの役割をし、全身に血液が運ばれていきます。
心臓が収縮し血液を送り出すときの「収縮期血圧」が、最高血圧です。
そして、戻ってきた血液で心臓が拡張したときの「拡張期血圧」が、最低血圧と呼ばれます。

日本高血圧学会が定義する高血圧とは?

日本高血圧学会が定義する高血圧の基準は、最高血圧が140(mm/Hg)、最低血圧が90です。
普段は、「上が140、下が90」という言い方しますよね。その言い方で3段階に分類される数値を説明します。
Ⅰ度高血圧・・・上が140~159、下が90~99
Ⅱ度高血圧・・・上が160~179、下が100~109
Ⅲ度高血圧・・・上が180~、下が110~
当然ですが、数値が高いほど重症です。

9割が原因不明、高血圧は奥が深い?

日本人の高血圧の90%は特に原因となる病気のない、本能性高血圧 といわれています。では、なぜ高血圧になるのでしょう。
まずは加齢による血管の老化、そして遺伝的な要素の可能性が指摘されているほか、飲酒や喫煙、食習慣やストレスも要因になります。
特に脂肪分や塩分の摂りすぎは、大きな影響があります。
血液中に含まれる脂質を血中脂質といい、主なものはコレステロールと中性脂肪です。身体に悪いイメージがありますが、どちらも生命を維持するために欠かせない栄養素です。
しかし、血中脂質の値が高くなると「脂質異常症」になります。その過剰な中性脂肪が内臓の周囲や間に蓄積された「内臓脂肪」は、高血圧の要因の一部になります。

病院では分からない高血圧「仮面高血圧」

今の時代、血圧は病院で測ってもらうだけではありません。
家電量販店の健康機器のコーナーには、体重計や体温計のほか、家庭用の血圧計が並んでいます。「仮面高血圧」は、そうして家庭でも気軽に血圧が測れるようになり、分かってきた症状です。
「仮面高血圧」は、病院などで検査すると正常なのに、違う条件のときは数値が高くなります。
高血圧が一つの要因となる、脳卒中や心筋梗塞などは、早朝から午前中に多く発生しており、起床時に血圧が高くなる「モーニングサージ」と呼ばれる症状との関連が指摘されています。
「仮面高血圧」のほうが、通常の高血圧より危険な場合もあるため、普段から家庭でも血圧を測る習慣をつけましょう。

中性脂肪目線から内臓脂肪がたまって高血圧を招く2つのルート

高血圧症の9割は複合的な要因があり、ここを改善すれば血圧は正常値に、という明確が原因は分かりません。しかし、中性脂肪が要因であることは間違いありません。その中性脂肪が内臓に蓄積し高血圧になる仕組みを解説します。

内臓脂肪から高血圧ルート①内臓脂肪から血圧を上げる物質が分泌

「アンジオテンシノーゲン」。
ハリーポッターの呪文ではありません。
耳慣れない単語ですが、血液中にある物質です。主に肝臓でつくられれますが、脂肪細胞でもつくられているため、内臓脂肪が増えると分泌も増えてしまいます。
この物質は酵素により変換され、最終的にアルドステロンいう物質になります。これは、ナトリウムを体内にとどめる働きをし、血液の水分量を増やします。
そうして血液中の水分量が増えると、血管にも負担がかかり、血圧が上がるのです。

内臓脂肪から高血圧ルート②血管壁にたまった脂肪で血液が流れにくくなる

もうひとつ、内臓脂肪が血圧を上げてしまう、怖い理由があります。脂肪が血管壁にたまっていくのです。そうして通り道が狭くなると血液は流れにくくなり、ポンプ役の心臓はより強く血液を押し出そうとします。それによって血管に強い圧力がかかり、高血圧になるのです。

高血圧は危険な病気の引き金に 血管がもろくなると全身がもろく

高血圧になるいろいろな要因を説明してきましたが、血圧が高い状態はどんな危険があるのでしょう。高血圧は、血管に負担をかけます。血管年齢が上がり、血管がもろくなることは、さまざまな病気の引き金になります。

危険レベル1

睡眠時無呼吸症候群

眠っている間に、呼吸が止まってしまう病気です。10秒以上、止まった状態が続き、それが一定の回数あれば、この病気と診断されます。
睡眠不足による日中の眠気や、だるさといった症状だけでなく、ほかの病気の原因にもなりかねません。
喫煙や飲酒の習慣がある人、太っている人などがなりやすいですが、高血圧の人も多い病気です。

糖尿病

血糖値(血液中の糖分の濃度)が高くなる病気です。食べたものが消化吸収され、ぶとう糖が血液に入ってくると血糖値は高くなります。その値が高すぎる状態を高血糖といい、それが続いている状態が糖尿病です。
失明や腎臓の障害など、さまざまな合併症が表れます。また糖尿病も高血圧の人が多い病気です。
ただし、若いうちに発症することが多い1型糖尿病は例外です。

腎臓病

腎臓病は、原因や症状の違いで、さまざまな種類に分けられます。腎臓の働きが悪くなり、症状が進行すると人工透析や腎移植が必要になる場合もあります。
腎臓病により高血圧になることもありますが、長く続く高血圧は、腎機能を低下させます。

危険レベル2

動脈硬化

動脈の血管が硬くなり、弾力がなくなった状態です。また血管の内側が詰まりやすくなります。いくつか種類がありますが、高血圧が原因のものもあります。

危険レベル3

脳卒中

大きく分けて、血管が詰まる脳梗塞と、血管が破れる脳出血があります。高血圧が原因で起こる動脈硬化が進行すると、血管が破裂して脳出血を起こす恐れがあります。

狭心症 心筋梗塞

高血圧が続くことは、冠動脈の動脈硬化の要因となります。その動脈硬化により、冠動脈の血流が悪くなり一時的に心臓が酸欠になるのが狭心症、血流がほとんど止まり、心筋の一部が壊死してしまうのが心筋梗塞です。

心肥大 心不全

また、高血圧が続くと血液を全身に送るために、心臓により大きな力が必要になります。その結果、心臓の筋肉が厚くなり、心肥大と呼ばれる状態になります。さらに心肥大が進むと、心臓の機能が衰え、心不全になる恐れもあります。

高血圧対策レシピ ついでに中性脂肪もやっつけよう

食生活を見直ことで、ある程度は血圧をコントロールすることができます。
ポイントは脂肪分と塩分を少なくし、野菜や果物を多く食べることです。高血圧対策の食事は、同時に中性脂肪を減らす効果もあります。
簡単なおススメのレシピを一つ紹介します。

〇マグロのネギマヨ丼(1人前・約418kcal)
1.白米1合に対し、大さじ1の麦を加えて炊く。
2.マグロの赤身50gを一口大に切り、マヨネーズ大さじ1、白ごま小さじ1、しょうゆ小さじ2分の1とわさびを適量を加え、軽く混ぜる。
3.炊き上がったご飯150gを器に盛り、適量の刻んだのりと、2を載せて青ネギを散らす。

マグロには、良質な脂とタンパク質が豊富です。ネギなど薬味を使うと塩分が少なくても、味気ない感じになりません。シソやミョウガなどでもいいですね。

まとめ

80.79歳。これは厚生労働省が発表した、2015年版日本人男性の平均寿命です。
人生80年、健康でいるためには、血管の若さを保つことが大切です。
高血圧で老化を加速させないため、まずは日常的に血圧を測る習慣を身につけて見ては、いかがでしょうか。

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