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あなたの中性脂肪値は大丈夫?数値から読み解く身体のサイレン

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みなさんは、ご自分の中性脂肪値を把握されていますか?

定期的に健康診断を受けていて、要注意を受けたことがない方は、見向きもしませんよね。

しかし、ある時を境に、注目せざるを得なくなることがあるんです。そう、基準値の150オーバーです。

食べ過ぎや運動不足を、若さで受け止めてくれていた身体。身体の初めての弱音が、この150オーバーした数値だとしたら?この数値を見過ごしてはいけませんよね。

中性脂肪値は、150オーバーと高過ぎても、低過ぎてもいけません。基準値内を保たなければ、いろいろな病気を引き起こす可能性が出てくるのです。

特に日本人は、高い中性脂肪値示す傾向にあるようです。日本人なら知っておきたい、程よい中性脂肪値というものを見ていきましょう。

中性脂肪値は検査で分かる 健康診断でチェック!それが大人の責任

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歳を重ねるとともに、仕事や友人、家族にとってあなたの存在は大きくなり、同時に責任も大きくなることと思います。

健康診断は、ご自分の中性脂肪値を知るために欠かせない唯一のツールとなります。定期的に健康診断を受けることは、大人の責任と言えますよね。

血液検査で分かる中性脂肪値 高いか低いかすぐ判明

中性脂肪値の検査は、採血をし、酵素の試薬を使って調べます。

検査結果の項目に「中性脂肪値」との記載がない場合は、「血清脂質」という項目の「トリグリセライド(TG)」がその値になります。

自宅でできる血液検査キットもある

ネットで申し込み、自宅で行う血液検査キットというものもありますが、採血後、指定機関に送るなど手間がかかります。そして、価格は5000円以上と高額です。

血液検査キットは手軽だという点は評価できますが、医療機関での徹底した衛生管理の元、医療のプロから直接アドバイスや説明を受けた方が、安心できるでしょう。

食後はNG 中性脂肪の正しい数値を知るには12時間以上の絶食を

検査の際に気をつけていただきたいのは、血液検査で計測されるのは、食事から直接取り込まれた中性脂肪ではないということです。

筋力や心臓を動かすのに利用されなかったエネルギーが、いったん肝臓に取り込まれ、再び血液中に分泌された中性脂肪の値を測るものです。

空腹と戦い正しい数値を求めよ

血液中の中性脂肪値は食事で大きく変動するため、前日の夜8時以降の食事や飲酒を控え、また、当日の朝食をとらずに受診する必要があります。

つまり、検査前は「12時間以上」の絶食が必須だと指導されます。

朝は寝ぼけていて、ついつい食べてしまいそうになりますよね。せっかく検査を受けても正しい数値が出なければ台無しです。

冷蔵庫や食卓など、目に付くところに張り紙をするなどの対策をして、条件を整え検査に挑みましょう。

定期的な健康診断が健康管理の指標になる

脂質異常症や高血圧、糖尿病、肥満などの生活習慣病は、自覚症状がほとんどありません。体の中では、本人が気づかぬうちに、動脈硬化が静かに進行していきます。

まだ大丈夫だからと放っておくと、血管内に血栓ができ、いつ心筋梗塞や脳梗塞などの病気を引き起こしてもおかしくないという状態になります。

そうして気づいたときには、すでに手遅れとなる例も多いのです。

生活習慣病検診を年一回受けよう

ですから、命に関わる病気へのリスクを避けるためには、血液検査だけではなく、心電図検査やレントゲン検査のある生活習慣病検診を最低でも年に一回、受けることが大切です。

会社にお勤めの方であれば、一年に一度の健康診断が義務付けられていますよね。

これは労働者の健康確保のため、労働安全衛生法よって定められているものです。健康診断がいかに大切か、ということです。

検査にかかる費用は事業者負担

また、新しく労働者を雇い入れる時も、健康診断の実施が必要です。ちなみにこの健康診断の費用ですが、雇用主が負担すべきだと定められています。

しかし企業によって、自費かどうかはまちまちなのが現実のようです。今後転職をお考えの方は、損しないように気を付けましょうね!(笑)

中性脂肪とコレステロール 成人の正常値

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それでは、血中中性脂肪値の正常値とは一体どれくらいなのでしょう?

中性脂肪と相互関係のあるコレステロールと合わせて、適正値の範囲を見ていきましょう。

中性脂肪の適正値:150mg/dl未満

正常値は、30〜149mg/dlです。150mg/dl以上になると、高中性脂肪血症と診断され、動脈硬化の危険度が高くなります。

150オーバーと、高いことだけにクローズアップされますが、実は中性脂肪値が低すぎるのも問題視されます。

29mg/dl未満になると、低中性脂肪血症と診断され、肝臓病や栄養障害などの疑いがあります。

HDLコレステロールの適正値:40mg/dl以上

男性は、40~70mg/dl、女性は、45~75mg/dlとなっています。HDL(善玉)コレステロールは血液中の余分なコレステロールを回収するため、高い方が良しとされる項目です。

適正値を大幅に上回る80mg/dl以上のHDL値は、回収が行き届きますので血管の健康が保たれ、心筋梗塞や狭心症などの、動脈硬化性の病気のリスクが減少すると言われています。

危険因子別LDLコレステロール適正値

打って変わり、LDL(悪玉)コレステロールは、動脈硬化に直接影響を与えます。

血液にのってコレステロールを運ぶ役割のあるLDLコレステロールは、増えすぎるとコレステロールが溢れますので、自身が持っている危険因子によって、目標値を厳しく管理する必要があります。

危険因子を持っていない場合

特に危険因子を持っていない場合、LDLコレステロールへの耐性が1番高いとされ、160mg/dl未満と、上限の数値が高く設定されています。

危険因子を持っている場合

加齢(男性45歳、女性55歳以上) 冠動脈疾患の家族歴
高血圧 高血糖
喫煙 HDLコレステロール値が40mg/dl未満

本人だけでなく、冠動脈疾患の家族歴もカウントされるのですね。体質の遺伝は大きいようです。

上記に1〜2つ当てはまる場合は140mg/dl未満、3つ以上当てはまる場合は120mg/dl未満と設定されます。

糖尿病 脳梗塞
閉塞性の動脈硬化  

いずれかを発症したがある場合、120mg/dl未満が設定値です。

心臓病経験者

心臓病経験者は、100mg/dl未満が設定値です。

心臓病とは、心筋梗塞、不整脈、心臓弁膜症などの心臓にふりかかるありとあらゆる病気を指します。

心臓は、全身の血液の流れをつかさどる大切な臓器ですので、最も設定値が低いのもうなずけますね。

中性脂肪のパニック値の定義とは?

パニック値とは、「生命が危ぶまれるほど危険な状態にあることを示唆する異常値で、直ちに治療を開始すれば救命しうるが、その診断は臨床的な診断だけでは困難で、検査によってのみ可能である」(Lundberg,USA,1972)とされています。

パニック値という数値は、絶対的に定められているものではありません。

つまり、すべての検査項目に設定されているわけでも、すべての医療機関で統一されているものでもないのです。

ただ、中性脂肪のパニック値としては、1000mg/dl以上が定説です。1000mg/dlを超えると、急性膵炎になりやすく、死亡率も高いことで知られています。

1000mg/dlを超えた場合は、覚悟して対策にあたるべきだということですね。

中性脂肪値改善のために できることを始めませんか

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慣れ親しんだ習慣を変えるのは、容易なことではありませんよね。人間は癖の塊で、その癖が生み出したのが今の中性脂肪値と言えますね。

つまり、あなたの癖である生活習慣を見直し、改善することこそが、異常な中性脂肪値を基準値へと導く一番の近道です。

夜は食べ過ぎない、バランスのとれた野菜中心の食事を心がける、アルコールの適量を守る、有酸素運動をするなど、今の癖と反対の健康習慣をスタートしてみましょう。まずは、できることからです。

まとめ

中性脂肪値が高いと、心筋梗塞や脳血管障害の原因となります。

また、肝臓病など他の病気が隠れている可能性もありますが、無理なダイエットで中性脂肪値が低すぎると、栄養障害を引き起こしかねません。

高くてもダメ、低くてもダメ。中性脂肪適切な数値を保つことが大切なのですね。

中性脂肪が増加しても、自分ではわかりません。定期的に検診を受け、異常が出た場合は、体からのサイレンととらえて、治療と共に生活習慣を見直しましょう。

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