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【成分考察】中性脂肪を落とすドレッシングを選ぼう!酸化防止策講じて血管ガード

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あなたはサラダを食べるとき、何をかけて食べますか?中性脂肪値を気にしてノンオイルドレッシング?それとも何もかけないノンドレッシング?

もし中性脂肪対策にピッタリのサラダドレッシングがあったらどうでしょう。

それなら中性脂肪をおいしく減らすことだってできるはずですよね。ドレッシングの中身を覗いてみましょう。

代表的なドレッシングの成分と健康への影響

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ドレッシングの種類は様々、その中でも特に知名度が高い商品をピックアップして成分や効果をまとめました。

【ゴマ】キユーピー 焙煎胡麻ドレッシング

2004年から売り上げナンバーワンを誇るドレッシング界の王様です。

迷ったらキューピーのゴマ、他のゴマドレを買ってみたけどキューピーが一番、なんて方も多いのではないでしょうか。原点に戻るとき、いつも見守ってくれているような、あったかい存在です。

主な原材料は、ゴマを中心に卵黄や醸造酢、しいたけエキス、食用植物油脂などを使用しています。ゴマの香ばしい風味に食欲をそそられる一本です。サラダはもちろん、豚肉や温野菜、冷奴にもよく合います。

栄養成分表(15gあたり)
エネルギー 59kcal
たんぱく質 0.5g
脂質 5.4g
炭水化物 2.1g
食塩相当量 0.5g

小さいゴマに含まれるモノとは?

ゴマは、たんぱく質・カルシウム・食物繊維・ミネラル・鉄などをバランス良く含んでいて非常に栄養価の高い食材です。

ゴマ特有の成分である「ゴマリグナン」やコレステロールを除去してくれる「ビタミンE」の働きも見逃せません。

ゴマリグナンの抗酸化力

ゴマといえば「セサミン」を連想する方が多いと思いますが、セサミンもゴマリグナンの一種なのです。

ゴマリグナンは、強力な抗酸化力を持っています。身体に害となる活性酸素の働きを抑え、がん予防、動脈硬化や心筋梗塞の予防などに効果が期待できます。

ゴマの中性脂肪への影響は?

中性脂肪への直接的な効能としては、肝臓で脂肪の分解を促進し、脂肪を燃やしやすくしてくれる作用があります。

また、ビタミンEは血液の中だけでなく、血管の内側の壁にたまったコレステロールも取り除いてくれます。血流がスムーズになるので、代謝の向上にもつながりますね。

ゴマの総合力

その他には、

  • 美肌
  • 便秘解消
  • 二日酔い
  • 認知症予防

などに効果があります。

温野菜や温めたお豆腐にゴマドレッシングをちょちょいとかければ、身体も温まって中性脂肪にじんわり効きそうですね。

【フレンチ】ミツカン フレンチ白ドレッッシング

フレンチドレッシングのルーツは、意外にもフランスではなくアメリカです。

由来は諸説ありますが、一説にはアメリカのルーシャス・フレンチという人の妻が、野菜嫌いの夫に野菜をたくさん食べさせるために考案した、という家族愛を感じるお話があります。私たちもフレンチの妻の愛を受け止めようではありませんか。

ちょうどいい酸味とレモンの風味がマッチしたドレッシングです。温野菜や魚介類のサラダを始め、酢飯を作るときの寿司酢としても使えます。醸造酢やレモン果汁を始め、卵黄やガーリックパウダー、食用植物油脂などを使っています。

栄養成分表(15gあたり)
エネルギー 20kcal
たんぱく質 0.1g
脂質 1.5g
炭水化物 1.6g
ナトリウム 195mg
食塩相当量 0.5g

お酢は、アミノ酸・ビタミン・ミネラルが豊富な食品です。

お酢+運動で中性脂肪を燃やす

アミノ酸には、脂肪の燃焼を助ける効果があるのですが、ただお酢を摂取するだけで脂肪を燃やしてくれるわけではありません。お酢を摂った後に運動をすることが重要です。

アミノ酸摂取後の運動は、摂らないときに比べてアミノ酸に含まれるリパーゼ酵素の働きが活発になり、脂肪の分解が促進されます。

つまり、運動前にお酢を摂れば、中性脂肪を燃焼しやすくしてくれるというわけです。

日常動作だけでも十分ならいつも摂りたい酢

運動は激しいスポーツでなくても、通勤・家事などの日常生活上の動作だけでも十分な燃焼効果が期待できます。

フレンチドレッシングをかけてサラダを食べたあとに、ウォーキングや体操などの軽めの運動をすれば、効率よく中性脂肪を燃やすことができますね。

カロリー低めで野菜をモリモリ食べよう

フレンチドレッシングは他のドレッシングに比べるとカロリーも低めなので、中性脂肪を気にしている方でも、それほど抵抗なく使えるのではないでしょうか。

いつものサラダにフレンチドレッシングをプラスして、お酢の力を賢くいただきましょう。

【イタリアン】キューピー テイスティドレッシングイタリアン

ベーコンとエクストラバージンオイルの風味が、味わい深いドレッシングです。

魚介類にぴったり。主な原材料は、オリーブオイルを中心に、醸造酢やショルダーベーコン、ピーマンなどを使っています。

栄養成分表(15gあたり)
エネルギー 31kcal
たんぱく質 0.1g
脂質 2.5g
炭水化物 1.8g
ナトリウム 284mg
食塩相当量 0.7g

オリーブオイルには、オレイン酸・ビタミンE・ビタミンK・βカロチンなどが含まれています。特に注目したいのは「オレイン酸」の力です。

オレイン酸は善玉キープで悪玉ダウン

オレイン酸には、善玉コレステロールを損なうことなく、悪玉コレステロールだけを下げる働きがあります。

血液の循環をよくするので、動脈硬化性の病気の予防にも適しているのです。

オレイン酸の身体機能向上効果

他には

  • 保湿
  • 便秘
  • 記憶力のアップ
  • がん予防

などに効果があります。

サラダや魚介類にイタリアンドレッシングを大さじ1~2杯かけて食べるだけで、手間なくオレイン酸の効能をとりこめるのはうれしいですね。中性脂肪が高い方にもおすすめできるドレッシングです。

【シーザーサラダ】ミツカン シーザーサラダドレッシング

チーズにパルミジャーノ・レッジャーノを使用した、上品なコクと香りの味わい深いドレッシングです。洋野菜によく合います。

主な原材料は、チーズを始め、食用植物油脂(なたね油、オリーブ油)や醸造酢、オニオンパウダー、ガーリックパウダー、卵黄などが使われています。

栄養成分表(15gあたり)
エネルギー 59kcal
たんぱく質 0.3g
脂質 5.8g
炭水化物 1.4g
ナトリウム 195mg
食塩相当量 0.5g

チーズには、たんぱく質・カルシウム・ビタミンA・ビタミンB2などが含まれています。

チーズで高血圧予防?

チーズのたんぱく質は体内の余分な塩分を排出してくれるので、高血圧症の予防にも期待されています。

チーズで脂肪燃焼?

また、ビタミンB2には、脂肪燃焼を助ける効果があります。高カロリーのため脂肪分が多いイメージがありますが、チーズの脂質は意外に身体に蓄積されにくく、糖質も低いのです。

おまけにチーズの脂肪は、細かい球体になっており、とても燃焼しやすい形状をしています。

血糖値への影響を最小限に

糖質が低いので、血糖値が急激に上がることもありません。インスリンの分泌を抑えてくれるので、中性脂肪が蓄積されるのを防ぎます。

中性脂肪が高い方でも、気軽に摂取できる食品といえるでしょう。

チーズの各器官への貢献度

その他の効果には

  • 整腸作用
  • 虫歯予防
  • 美肌
  • インシュリンの抑制
  • 細胞の活性化
  • 疲労回復

などがあります。

少量でも栄養価が高く、腹持ちの良いチーズを使用したシーザーサラダドレッシング。中性脂肪を下げる食事にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

こうして見ると、ドレッシングの原材料には中性脂肪に効く食材がたくさん使われているんですね。

ということは、サラダに中性脂肪を減らす食材を使えば、ダブルパンチで脂肪燃焼効果が期待できるということになりませんか?なんて効率的なんでしょう!

ドレッシングは中性脂肪を減らす?増やす?

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オイルを使ったドレッシングで気になるのは、やはりカロリーでしょうか。

しかし、ドレッシングをかけた分だけ中性脂肪が増える、とは一概には言えません。油にも種類があるからです。

では、中性脂肪に効果的な油とは何なのか、詳しくみていきましょう。

飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸

普段私たちが摂取している食用油には、「脂肪酸」が含まれています。ごま油のリノール酸や、オリーブオイルのオレイン酸が有名ですね。

脂肪酸は大きく分けて「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」の2つになります。飽和脂肪酸は常温で固形状のものが多く、バター・ラード・マーガリンなどに含まれています。

ドレッシングには不飽和脂肪酸が入っている

一方不飽和脂肪酸は、さらに「一価不飽和脂肪酸」と「多価不飽和脂肪酸」に分類されています。

常温で液体状のものが多く、オリーブオイル・コーン油・魚油などに含まれています。大抵のドレッシングに含有されている脂肪酸は、この「不飽和脂肪酸」です。

「飽和脂肪酸」と「一価不飽和脂肪酸」は、私たちの体の中で合成できるので、特別意識して摂る必要はありません。

ドレッシングに入っていてくれてありがとう

ですが「多価不飽和脂肪酸」は「必須脂肪酸」と呼ばれ、人の体内で合成することができないので、食品からとるしかないのです。

この多価不飽和脂肪酸を含む油に、中性脂肪を下げる種類があります。

多価不飽和脂肪酸

多価不飽和脂肪酸は、さらに「オメガ6」と「オメガ3」に分けられています。

一般にオメガ6は、普段の食事から比較的摂取しやすい傾向にありますが、オメガ3は現代人に不足しがちな脂肪酸であると言われています。

オメガ6

オメガ6に代表されるリノール酸は、悪玉コレステロールを減らす働きがありますが、同時に善玉コレステロールも減らしてしまうことが分かっています。

従って摂りすぎると血液がドロドロになり、動脈硬化を引き起こしたり炎症やアレルギーを促進したりと中性脂肪が高い人にとっては厄介な脂肪酸なのです。

オメガ6も大事

かといってあまりにもオメガ6を避けてしまうと、今度は腎臓や肝臓にダメージを受けたり、肌荒れや感染症にかかりやすくなったりと不調が生じます。

そのため大切なのは、上質の油をバランス良くとることなのです。

オメガ6を多く含むオイルには、ゴマ油・コーン油・ベニバナ油・ヒマワリ油などがあります。

オメガ3

オメガ3に代表されるαリノレン酸は、体内で「DHA(ドコサヘキサエン酸)」や「EPA(エイコサペンタエン酸)」に変わります。

悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールを増やす働きをしてくれるのです。

血液サラサラ効果がある

そのおかげで血液がサラサラになり血中の中性脂肪も下げてくれるので、動脈硬化の予防にもなります。

また、血管を柔らかくする・炎症やアレルギーを抑えてくれるなどの効果もあります。

中性脂肪値に悩む人が食べるべき理想の脂肪

なんだか中性脂肪が高い人のためにあるような脂肪酸じゃありませんか?ただ、このオメガ3を含む油はとても繊細で熱に弱いので、加熱調理には向きません。

つまり、生の状態で食べるサラダにはうってつけということになります。

オメガ3を含む油

オメガ3を多く含む油には、亜麻仁油・シソ油・サンマやイワシなどの魚油・えごま油などがあります。最近では、亜麻仁油やえごま油を使ったドレッシングも販売されていますので、要チェックですね。

以上のことから、ドレッシングは中性脂肪を増やすものと減らすものが存在するということが分かりました。ただし油はあくまでも油です。

とり過ぎてしまっては中性脂肪が増えるばかりか、バランスを崩し肝臓や腎臓など他の臓器に負担をかけかねません。要は、使い方と摂取バランスに注意が必要なのです。

研究結果から考察 理想のドレッシングとは?

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駒沢女子短期大学にて行われた『市販ドレッシング保存中の油脂の酸化について』の研究結果をご紹介します。この研究は、市販のドレッシングを使用して、保存時の光線と空気中の酸素の影響を調べたものです。

実験には

  • 製造直後の分離タイプ
  • 製造直後の乳化タイプ

2種類のフレンチドレッシングが使われました。

分離タイプは酸化スピードが速い

閉栓した状態で明所・暗所に置いたものと、開栓した状態で明所・暗所に置いたものを20℃の室温で90日間保存した結果、ドレッシングのタイプによって油脂の酸化の程度が異なることがわかりました。

乳化タイプより分離タイプの方が、酸化のスピードが速いということです。

分離タイプは開栓後の乳化タイプよりも酸化が進んでいた!

50日目までは、分離タイプで暗所閉栓のものが17meq/kgあたりと最も過酸化物価(油脂の変質の目印)の値が低かったようです。その後は、保存期間が長くなるにつれて酸化の度合いが急速に進んでいます。

70日目を過ぎたあたりでは、乳化タイプで最も酸化が早い明所開栓のものと並び、90日目に至っては、43meq/kgあたりを指しています。

このことからも、分離タイプの酸化の進行が著しく早いということがわかります。

研究から分かる酸化させないドレッシングの保存方法

以上の研究結果から言えることは、ドレッシングの酸化を防止するためには、冷暗所にて密封して保存することが大切だということです。長期間保存するほど酸化は進みますので、開封したものはなるべく早めに食べきるようにしましょう。

また、開封前でも賞味期限が過ぎたものも酸化は進んでいます。使用するのをやめましょう。

出典:駒沢女子短期大学『市販ドレッシング保存中の油脂の酸化について』

http://ci.nii.ac.jp/els/110003502173.pdf?id=ART0006202998&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1479100766&cp=

酸化した食材を食べると

私たちが普段何気なく食べているドレッシングやスナック菓子、揚げ物などは、加工される段階で既に酸化しています。

酸化した植物油を摂取すると、血液がドロドロの状態になり、血液が血管内を通る際摩擦によって活性酸素が発生します。それが原因で血管の内側の壁が傷つけられてしまうのです。

酸化食材が傷つけるものとは

その傷つけられた箇所が修復されると瘡蓋ができ、血管が細く硬くなります。

さらに、細くなった血管をドロドロの血液が流れる──という状態を繰り返していると、やがて血管が柔軟性を失って動脈硬化を招くのです。

中性脂肪値が高ければより酸化食材をさけるべき

ですから、中性脂肪が高い人にとっては、なるべく酸化していない油をとることが重要だといえます。

実験結果を踏まえた上で考えると、中性脂肪が気になる方におすすめできるドレッシングは、乳化タイプのドレッシングということになります。

乳化タイプのドレッシングを第一選択に

「ゴマドレッシング」や「フレンチドレッシング」などがそうですね。

酸化が遅いとはいえ全く酸化しないわけではありませんので、開栓後は冷蔵庫で保存し、早めに使い切るようにしましょう。

成分から考える中性脂肪が気になる方にベストなドレッシング

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オイルにいろいろな種類があるように、ドレッシングにもさまざまな種類があります。

その中から”お気に入りの1本”を探すときは、自分の改善したい悩みから考えると選びやすいかもしれません。

オメガ3使用のドレッシングを選ぼう

中性脂肪値の指摘をされた方は、中性脂肪を減らす効果のあるドレッシングをおすすめします。オメガ3に属するオイルを使ったものがそうですね。

中性脂肪への効果よりもカロリーの方が気になるのであれば、ノンオイルのものを選ぶのが無難といえます。

もっとも、市販のドレッシングばかりを長く食べていると、物足りなくなったり、飽きてしまったりすることもありますよね。でしたら、亜麻仁油やえごま油など中性脂肪に良いオイルを使ってオリジナルのドレッシングを作ってみるというのはいかがでしょう。

繊細なオメガ3の取り扱い

ただし、亜麻仁油やえごま油は非常に繊細で熱に弱く、酸化しやすい性質があります。

先ほどの研究にもありましたように、しっかり密閉し冷暗所に保管するなど、扱いには注意しましょう。

まとめ

食事でカロリー制限をしている人は、極端に脂肪分を抑えた食事になりやすい傾向があります。脂肪は、人の身体にとってなくてはならないものです。

油を抑えすぎると、必須脂肪酸が不足し、臓器や皮膚へのダメージ、エネルギー生産力の低下、コレステロールの増加などに影響が現れます。

大切なのは、必要な脂肪をバランスよくとることなんですね。お気に入りのドレッシングを見つけて、あるいはオリジナルのドレッシングを作って、食事を楽しみながら、中性脂肪をもりもり燃やしましょう!

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