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お酒の飲みすぎが中性脂肪を上げる原因に アルコールの作用って知ってる?

投稿日:2016年10月17日 更新日:

 

お酒は「百薬の長」。適度に飲むことは健康にいいとされていますが、ついつい飲みすぎてしまうのが現実です。美味しい、楽しいお酒。だからこそ、飲みすぎることでからだにどんな負担がかかるのかしっかり学びましょう。

お酒の飲みすぎで中性脂肪が増える?肝臓でアルコールが大暴れ!

アルコールを摂りすぎると、中性脂肪だけではなく肝臓にも負担がかかります。
では、どんな影響があるのでしょうか。

肝臓の働きの一つにアルコールの処理がある

肝臓は、原料を化学反応のよって、代謝、解毒、胆汁の生成・分泌をする工場のような役割があります。
その中の一つ、アルコールを分解・解毒処理をする役割があります。

糖質、脂質、たんぱく質など栄養素の代謝

糖質、脂質、たんぱく質など、必用な時にエネルギーのもととして供給するため、使える形に変えて貯蔵しています。

食べ物の消化に必要な「胆汁」の分泌

脂肪の消化吸収を助ける、消化液の役割をもつ「胆汁」の生成・分泌をします。

アルコールなどの有害物質の解毒

有害物質がからだに影響しないように、アルコールや薬、老廃物など有害なものを分解し、解毒します。
アルコールが分解される工程は2段階あります。
▲分解1 ADH(アルコール脱水素酵素)がアルコールを毒性のあるアルデヒドに分解します。
▲分解2 ALDH2(アセドアルデヒド脱水素酵素)がアルデヒトを無害な酢酸に変化させます。
▲排出 酢酸は全身をめぐって、水と炭酸ガスに分解され体外へ排出されます。

アルコールの過剰摂取で中性脂肪が上がるワケ

アルコールを過剰摂取した時の肝臓は大忙しです。もともと、アルコールを分解・代謝をする工程で「中性脂肪」が合成されます。ところが、過剰摂取することで、分解をすることを抑制し、逆に中性脂肪の合成を促進するという働きをします。それにくわえ、中性脂肪の運搬も滞ってしまい、中性脂肪が上がってしまいます。

①脂肪酸が活性化する

アルコール過剰摂取を繰り返すと、アセトアルデヒドが脂肪の分解を抑制し、中性脂肪の原料になる脂肪酸が活発になります。

②脂肪酸により中性脂肪が合成される

中性脂肪の原料となる脂肪酸が活発になることで、肝臓に中性脂肪が溜まります。

③合成された中性脂肪は血液中へ放出される

肝臓で合成された中性脂肪は、からだの血液中へ運搬されます。

④アルコールが分解を抑制し血液中の中性脂肪数値が上昇

お酒を過剰摂取すると、アセトアルデヒドが分解を抑止し、血液中への運搬力も滞ってしまうので、中性脂肪の数値が上昇します。

肝臓は中性脂肪をつくって、エネルギーのもととして血中に放出します。ですが、使うエネルギーよりも中性脂肪が多いと、肝臓にどんどんたまってしまいます。肝臓の30%以上が脂肪化してしまった状態を「脂肪肝」といいます。まさにフォアグラ状態です。また、からだのエネルギーのもととして血液中に放出された中性脂肪が、使われなかった場合は「皮下脂肪」や「内臓脂肪」として蓄積され、肥満、メタボリックシンドロームの要因になります。
楽しいお酒ですが、飲みすぎると肝臓の本来の動きを妨げ、中性脂肪をどんどん増やします。飲みすぎ=肥満体にならないよう、お酒の量は十分に注意をしましょう。

中性脂肪を上げないお酒の適量と飲み方を学ぼう

お酒は「百薬の長」。禁酒とはいかなくても、中性脂肪を上げない、お酒の量と飲み方を知り「百薬の長」にしましょう。

適量のアルコールは善玉のHDLコレステロールを増やす

アルコールは、心筋梗塞、狭心症、心疾患の予防に効果があると確かめられています。
これは、適量のアルコールを摂取することで、善玉のHDLコレステロールを増えること、血液が血管の中で詰まりにくくなるための効果といわれています。
アルコールを飲むとからだがポカポカ温まります。これは、アルコールが血管をやわらかくほぐし、血流が良くなり、血行を促進してくれる作用があるためです。

適量のアルコールってどのくらい?

適量のお酒は「百薬の長」。では「適量」とはどれくらいの量をいうのでしょうか。
個人差もありますが、厚生労働省が「節度ある適度な飲酒」で数値化したものによると、日本人のアルコール代謝は、1日平均20g程度となっています。酒種別のアルコール20gを含む量をみてみましょう。
▲ビール(アルコール度数5度)   中びん1本(500ml)
▲日本酒(アルコール度数15度)    1合(180ml)
▲焼酎(アルコール度数25度)    0.6合(約110ml)
▲ウイスキー(アルコール度数43度) ダブル1杯(60ml)
▲ワイン(アルコール度数14度)   1/4本(約180ml)
▲缶チューハイ(アルコール度数5度) 1.5缶(約520ml)

いつも飲んでいる量と比較していかがでしたか。このような量であれば、ほどよくお酒を楽しめるということです。

飲みすぎないための工夫をすれば乗り越えられる

酔いすぎないために、食べながら飲むことが大事です。アルコールの分解にはたんぱく質、ビタミンが必要です。カロリーオーバーにならないように、低カロリーでたんぱくが多いものをおつまみに選びましょう。

適度に水を飲みながらお酒を楽しもう

アルコールを飲むと、分解するためにからだの水分も失われます。間にお水を飲みながらゆっくり飲むように心がけると、二日酔いの予防にもなります。

2杯目からは苦手なお酒を頼んでみる

飲み過ぎない方法の一つに、1杯目は好きなお酒、2杯目はちょっと苦手なお酒でチビチビ。
酔いすぎないで、ゆっくりお酒の席を楽しめますよ。

お酒を飲まない日を作りましょう

お酒が強いから毎日飲んでも大丈夫、と考えている方は要注意です。適量といわれているアルコール量20gを60~70kgの方が肝臓で分解するのに、おおよそ3時間はかかるといわれています。脂肪肝や肝機能障害の原因には「飲酒の量」「飲酒を続けた期間」もあるといわれています。ですので、毎日お酒を飲み続けると肝臓に負担がかかります。肝臓を休めてあげるためにも、お酒の飲まない日を作りましょう。

糖質のない焼酎なら中性脂肪に影響なし?成分から真実を探れ!

焼酎は糖質量がゼロだとご存知でしたか。ということは、焼酎はグビグビ飲んでも中性脂肪が上がらない、夢のようなお酒なのか。
ということには残念ながらなりません。確かに糖質量はゼロですが、カロリーはあります。そしてどんなに糖質がないといっても、アルコールには変わりません。他のお酒と同じように、飲みすぎると中性脂肪が上るので適量を心がけましょう。

まとめ

飲み過ぎは中性脂肪を上げるだけじゃなく、肝臓にも負担をかけてしまうことを理解していただけましたか。お酒は「百薬の長」。からだだけじゃなく、心の健康にも効きます。「適量」を知ることで、永く楽しく、上手にお酒とお付き合いをしていきましょう。

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